つい子供にイライラ。。過去の教訓から学ぶ後悔しない接し方とは?
子供に叱ったり、イライラしてしまい後悔することありませんか?
先日、思わずイライラを表に出してしまった時にかけられたなにげない子供の一言。
それがイソップ童話の「北風と太陽」の「太陽」を思わせるような内容で、自身の子供や人に対する接し方について反省し、行動を改めるきっかけとなるものでした。
イライラする出来事があったときにどういう態度で接するか、少しだけこの出来事が参考になると嬉しいです😊
(「北風と太陽」の話*1)
ある日の出来事と子供の一言
週末に3歳の息子と2人で家にいたときの出来事です。
私は朝からドタバタと掃除や洗濯、食事作りをしていて、やっと一段落して待ちに待った休憩時間!とお菓子など準備。
キッチンで無心にハンドドリップでコーヒーを淹れる時間が好きで、香ばしい匂いをかぎながらゆっくりドリッパーにお湯を注いでいると息子がやってきて・・
息子「ママあそぼー」
私「今コーヒー淹れているから待っててね、すぐ行くね」
(少ししてからまた)
息子「ママ、一緒にブロックしよー」
私「今コーヒー淹れているからちょっと待っててね」
(息子、その場を離れず)
息子「ねーねーマーマー」
私「ママ、いまコーヒー淹れてるんだ」
こんなやりとりが何回か繰り返され、だんだんとイライラが積もり・・
息子 「ねーママ一緒にー」
私「いまさぁ コーヒー淹れてるんだから待ってて!」
思わず声を荒げてしまい・・
息子はびっくりした様子(゚Д゚;)
状況を察したのか、とぼとぼとリビングに行き一人ブロック遊びを開始。
「しまった!」と思いフォローをしに「遊ぼうか」と横に座ったら息子が・・
「ママは優しいからこのブロックあげるね」
と満面の笑みで一言。
え・・??さっきキレちゃいましたけど・・。
「ママ、嫌い!もう知らない!」とか「もっと優しくして!」といった言葉を想像していたので、本当に予想外の一言、、
まさかの「ママは優しい」という暖かい言葉をもらったことで、今の自分とのギャップを猛省しました。。これ責められるよりもキツイ・・。
言われた通りの「優しいママ」でいたいな、と心底思わされました。
「北風と太陽」の話は、育児でいうと「北風は叱る・厳しい態度」、「太陽はほめる・暖かく接する」と親目線で語られることがありますが、今回は真逆ですね。
子供に暖かく接してもらえたことで、親である私の心が大きく動かされました。
今回は一例ですが、イソップ童話の「北風と太陽」で語られるように、厳しい態度で人を動かそうとするより、暖かさや優しさに触れることで、人は自ら行動をしてくれる、というのは本当だと思います。
頭では「そりゃそうだよね」と理解していましたが、実際受け手として体験すると効果絶大と実感・・。
子供を叱ったりイライラしそうになった時などに少し思い出して頂いて、暖かく接することができたら、子供だけじゃなく親もきっと幸せな気持ちで過ごせるんじゃないかなと思います😊
まとめ
いかがでしたでしょうか?
怒りっぽい人に対して「〇〇さんは優しいから」とか、さぼり気味の人に「いつも頑張ってるから」と優しい言葉をかけてみると、今までとは違った良い反応が返ってくるかもしれませんよ^^
3歳児に大人の対応をされている情けない親ですが(•_•)、こういう日々の出来事を通じて色々学んでいくのかなぁなんて思ったりしています。
*1:
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イソップ童話【北風と太陽】とは
ある時、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。
冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという話。
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