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いつも子供が一人ぼっちで可哀そう・・と思う親は危険な育児をしている可能性あり

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保育園の送迎の際に息子の様子を少し見ることができるのですが、よく一人ぼっちでいることがありずーっと気になって心配になり。。

 

保護者面談の時に担任の先生に打ち明けると、その回答が、いかに私自身が危険な育児をしているか、に気づき反省させられるものでした。。

 

親としてとても大事なことに気づかされた出来事だったのでご紹介したいと思います。

ずっと心配で気になっていたこと

息子の様子をみていてずっと気になっていたこととは・・

  • お迎えの時に息子が一人ぼっちのところをよく見かける
  • 家で保育園の様子を話したりお友達の名前を聞くことはかなり少ない
  • 特定の仲良しのお友達がいない

保育園にお迎えに行ったときに、1人でオモチャで遊んでいるのをよく見かけたり、輪の中には座っているけどなんだか馴染めていない?ような様子だったり。。

家で「今日保育園楽しかった?お友達と遊んだのー?」と聞いても「んーわかんないー」と、あまり話したがらず・・。

ママ友さんと話をすると、特定の仲良しの子がいて同じところに習い事に行ったり、保育園終了後に遊んだりもしているとか。。ウチはそんなことしていません・・。

 

大丈夫かなぁ、うまくやれてないんじゃないかなぁ、とモヤモヤしていたこともあり、子供の保育園の様子などを聞ける「保護者面談」の機会に思い切って担任の先生に話をしてみることにしました。

 

気になっていたことに対する担任の先生の回答

 

ずっと心配で気になっていたことを担任の先生にぶつけてみました。

するとまずかえってきた答えは・・

 

 

男の子ってみんなそんな感じですよ!

 

え・・?ソウナンデスカ??

先生曰く、もう3歳くらいから男の子と女の子で全然行動が違うと。

女の子は・・

  • 〇〇ちゃんが遊んでいるからこのオモチャで遊びたい!
  • 〇〇ちゃんが通っている習い事にいきたい!
  • 友達や園の出来事についておしゃべりするのが好きで、家でも事細かに話す。

 

と、友達に関心が強く、友達が起点で自分のやりたいことを決めること等も多いと。

 

対して男の子は 

  • 自分はこのオモチャで遊びたい!そこに同じオモチャで遊びたい子がきたら一緒に遊ぶ
  • 男の子の場合、特定の友達、というのは5歳児クラスまでいっても少ない
  • 保育園の様子どころかずーっと「うん〇」「う〇ち」言って走り回っている🤦‍♂️

 

とのこと。。さらにとどめの一言は・・

 

息子さんは、好きなオモチャで遊んでると独りでも気にしてないし、楽しそうですよ!

 

 

そうなんです。。気が付かないうちに子供に対して

  • 遊ぶときは友達と一緒にいるべき。1人はダメなこと。
  • 誰か特定の友達をつくるべき
  • 家で友達の話をするべき

といった自分の価値観を押し付けて、あれ、おかしいな・・?と勝手にモヤモヤ。。

特に異性の子供だから、予想外の行動だったり、自分の常識が通じないこともたくさんあるはずですよね。。

また、普段よく話すママ友さんはみんな女の子ママだったことも思い出し、その環境から自分の価値観が大きく影響されていたことにも気づき・・。

 

どんなに小さくても子供は別人格であり、子どもなりに自己を形成していて、本人が楽しくて幸せであればそれで良い、というとても大事なことを忘れ、自分が思う「子供はこうあるべき!」という枠に当てはまらないと勝手に心配になっていました。

 

気づかないうちに自分の価値観を子供に押し付けていたこと、親の心配をよそに息子は楽しくやっていること、など学びもあり、とても心が軽くなり。。

親として、ありのままの子供を受け入れてあげる、そんな育児が理想だなぁと大変反省させられた出来事でした😊

親が自分の価値観を押し付けると子供はどうなる? 

もしこのまま親の価値観を押し付けると子供はどうなっていたか?気になって調べてみました。参考になるサイトがあったのでご紹介しますね。 

|大人になっても親の価値観から逃れられない

あるがままを受け入れてもらえず、親から考えを強いられ続けていると、人は自己信頼を感じることができず、常に不安を抱き続けていきます。

子どもを「常識」という固定観念の檻(オリ)に入れ、決めたレールを歩むようにコントロールするのがこの親の特徴です。

  • 「あなたのためを思って言っている」
  • 「そんなことでは立派な大人になれない」
  • 「◯◯するべきだ」

親の考え方、価値観を押し付けられてきた子どもたちは、大人になった今でも、幼少期に植え付けられた「親の価値観の奴隷」になってしまいます。

 

|大人になっても自分の気持ちがわからない

自分の考え方をあるがままに受け入れてもらえなかった子どもたちは、心を閉ざしやすく、自分であっても自分の気持ちに気づきにくくなってしまいます。

  • 自分で決めることができず、相手に判断を委ねてしまう
  • 権力的・圧力的な人に弱い・大人の男性が苦手
  • 衝動的に行動して失敗してしまう

考え方・価値観を抑圧されていると、「何のためにそれをするのか?」「それをするとどういった結果を招くのか?」という「先を予測する力」が養われません。
したがって、行動が後先を考えない衝動的なものになってしまったり、失敗することが怖くて、なかなか一歩が出せないと負のスパイラルに陥っている方もいます。

 

(引用:おとなの親子関係所「考えを押し付けてくる親への対処方法」

https://xn--u9j8ax16urqe5p6alpxfwb.jp/archives/243)

 

親が価値観を押し付ける、というのはとても危険なことなんだなと改めて感じました。

将来子供にツライ思いをさせないように、考えを改めるきっかけがあって本当に良かったと思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

ずっとモヤモヤしていましたが、冷静に考えると、息子はいつも元気でハイテンションで、親が心配するほどでもなかったなと思い返しました。。

良い点も悪い点も含めて「ありのままの子供を受け入れる」ということを心がけていきたいですね😊

また、自分の価値観を押し付けない、というのは育児だけではなく、大人同士の付き合いでもとても大事なことだなぁと思い、色々な面で反省させられる出来事でした。