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「悔しい!」という感情との付き合い方。悔しがる子供に対する親として、一人の大人として

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最近、「悔しい!」と思うことはありますか?

 

先日息子がとっても悔しがって大泣きする出来事がありまして。。

それに対する周りの方の声掛けが素晴らしく

「悔しい!」

という感情って、精神的にシンドイけど、何かを成し遂げるときにはとっても大事なんだなぁと改めて感じました。

 

オリンピック選手など大成している方で自分は負けず嫌い、という方多いですよね。

 

子供が悔しがっている時の親としての関わり方の参考として、また大人になると忘れがちなこの感情を少し思い出してみませんか?

ある日の出来事

3歳の息子が幼児教室に通っており、その授業中の出来事です。

先生より、9つのマスの上に4つ碁石が置いてある絵が見せられ、その配置を記憶して、子供は手元のマスの上で同じ場所に碁石を置く、という問題がだされました。

 

その問題に対し、息子は1つだけ碁石の位置を間違えてしまいました。

 先生が「がんばったね」とサラっと終わらせてプリントを回収しようとすると・・・

 

「これむずかしい!!できないーー!!」

 

と突然大きな声を出し、大粒の涙を流してわーーっと泣きはじめました。

1つだけ碁石の位置を間違えたのが相っ当悔しかったようです。

 

私はどうすればよいか分からずポカーン( ゚д゚)

 

すると先生が「ここは間違ったけど、こっちはできてるよ!すごいよ!!」と落ち着いて対処してくれたこともあり少ししたら落ち着きましたが。。

 

授業を中断してしまい、「スミマセン・・」と謝ると先生がかけてくれた言葉が・・

「こんな風に悔しがることって素晴らしいことですよ!!」

 

先生曰く、幼児教育に来ている子供たちの中には、何事にも無関心、問題に間違っていようが特に気にせず、まぁいいやーという子供も沢山いるとのこと。

 

そしてこういう子供たちはなかなか伸びない、ということをおっしゃっていました。

 

また、自分が間違ってしまった、ということを認識することも、伸びる上でとても大事なことなのだそうです。

 

私に気を遣って言ったのかもしれないのですが、とても救われる言葉でした。 

子供が悔しがった時の親の対処

子供が悔しがったらぜひ内心で喜んであげましょう!

幼児だと大声で叫んで泣いたり、と反応にびっくりすることがあるかもしれませんが、向上心や達成したい、という気持ちが芽生えている証拠です。

 

親の声掛けとしては、幼児教室の先生がやったように、「間違ったことより、できていたことを伝えてたくさん褒める」ことが大事です。

先生は泣いている息子に対して、4つの碁石のうち3つは合っていたという点をたくさん褒めていました。

すると息子も徐々に落ち着いてきて泣き止んできましたよ。

 

もしここで大人が適当な対応をすると間違えたという記憶で自信喪失にも繋がります。

丁寧に対処することがとっても大事だと思います。

 

ちなみに、これって管理職の立場から言うと、職場での後輩や部下の育成にもつながるなぁとも思ったり・・。

「打てば響く」という言葉を使ったりしますが、失敗した時に腐るのではなくどうやったら良くなるかを聞いてきたり、丁寧に話をすると必死でついてこようとする若手を見ると嬉しくなります。(ぜんぜん響かない社員が多いのも事実・・)

こういう子達がどんどん伸びていく環境を作る、というのは先輩として重要な役割かもしれませんね。

大人になってからの「悔しい!」という感情への対処

自分自身を振り返ると、若手のころは仕事で失敗したり、目標を達成できずに死にそうなくらい悶絶した記憶があります。。

確かにそういう感情が生まれた時って、必死で努力したり、伸びていたかもと・・

 

親としてと同様に、自分に対しても、悔しいという感情は本気で取り組んでいる証拠だからいい反応だ!とその気持ちを大事にしてあげたいですね。

尚、こちらのサイトがとても参考になったのでご紹介しますね。

■あわせて読みたい■

  

正直、年を重ねるにつれて、向上心や本気で何かを達成したいという気持ちが減って「悔しい!」という感情があまりないな、と思ったりします(失敗は相変わらずしてますが・・)

  

今回、悔しがる息子を見て、何かを達成するために「悔しい!」と思いながらも、一生懸命努力をしてみるのも良いかも、と久しぶりに思ったりしました^^

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大人になっても「悔しい!」と思えるほど何かに一生懸命打ち込めるのは幸せなことですね。

また、お子さんがもし同じようなシチュエーションになった時に、親としての接し方、として参考になれば嬉しいです!